精神科医で樺沢紫苑さんという方がいて、多くの著書を出していらっしゃいます。YouTube で動画も公開しており、ときどき拝見しています。
今回、その樺沢さんの最新刊「アウトプット大全」を Kindle版で購入したので、その「読書感想」を書こう(アウトプットしよう)というわけです。
『本を読んだら、必ずその感想を書く』をやってみる
その本に「CHAPTER5 その3 読書感想を書く - 本を読んだら、必ずその感想を書く」という項目があり、その中で
テンプレート に従って 内容 を 構成 すれ ば、 誰 でも 迷わ ず、 短時間 で 論旨 が 明解 な 読書 感想 を 書く こと が でき ます。
樺沢紫苑. 学びを結果に変えるアウトプット大全 (Kindle の位置No.2667-2668). サンクチュアリ出版. Kindle 版.
と紹介されている『10分で読書感想をかけるテンプレート』が面白かったので、早速、そのテンプレートで、この本の読書感想を書いてみましょう。
まずは基本の「3行構成」。
- ビフォー
ブログで読後感想を書くのは時間がかかって大変 - 気づき
このテンプレートで書けば短い時間でかけるかも - TODO
まずはこの本でためしてみよう
といった感じですね。あとは肉付けすればいいわけです。
ビフォー:ブログで読後感想を書くのは難しい
今までもブログで読後感想は書いてきましたが、かなり時間がかかります。
- 「バグは本当に虫だった」を読んでパソコン関連のトリビア(雑学)を少し「棚卸し」してみました
- 「未来の年表」を読んで自分が後期高齢者になるころの日本のことなど考えてみました
- 「定年後」を読んで 60歳までの、そして 60歳からの生き方を見つめ直してみました
特に 1冊の中に「気づき」がいくつもあって、それを全部、紹介すると本の「ネタバレ」になりかねず、著者に申し訳ないと感じてしまうのです。
そのため全体をざっくり紹介した上で、自分なりに総合的な感想を加えたりすると、まとめるのに時間がかかる上にピントのボケた文章になりがちです。
気付き:テンプレートがあればすぐに書けるかも
でももし「気付き」をひとつに絞り、それひとつについてのみ「ビフォー」「気付き」「TODO」で感想を書くと決めれば楽になりそうです。10分では無理だと思いますけど…。
しかも本全体の「ネタバレ」にはならないし、自分にとって大切な「気付き」についてはアウトプットすることで自分の中に刷り込まれるはずです。
もちろん大きな「気付き」がほかにもあれば、もう一本記事を書けばいいし、そうなれば「当たり」の本だったことが伝わるでしょう。
TODO:ほかの本でも試して自分流にアレンジ
今回、テンプレートを使って書いてみましたが、なるほど悩まないでも書けました。その分、ちょっと短めになりますが、長文だからいいというわけでもないでしょう。
ただし、最初の試みだったので結局、書き終えるまでの時間はいつもと同じくらいかかってしまいました。
これから何冊か読書感想を書くことで徐々に慣れ、自分なりに「テンプレート」もアレンジしていくことで、より早く書けるようになりたいものです。
そんな「気付き」を与えてくれた「アウトプット大全」に感謝です。
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