Apple Music(AM)を 3ヶ月、Google Play Music(GPM)を 1ヶ月試用した結論として、GPM を継続契約することにしました。
正直、どちらも「まだまだ」の状態
ネット上のサービスなので、徐々に良くなってくることを信じて試用してきましたが、正直、どちらも「まだまだ」という状態が続いています。
特に AM はサービス開始から試用期間が 3ヶ月もあったのに、その間、iTunes では目立った改善がなくてガッカリしました。
とにかく iTunes での AM は使い勝手が悪いです。中でも「マイミュージック」と「Apple Music」の融合がうまくできていません。
たとえばアーティストごとに「すべて」と「マイミュージック」を毎回、切り替えるのは面倒です。
AM で配信されていないアーティストの場合、「iTunes Store」に自動で切り替わって「マイミュージック」に戻れないことさえあります。
その点、GPM はアーティストのページに配信されている「アルバム」と「マイライブラリ」が同時に表示され、切り替えなくても選んで聴くことができます。
毎日、空気のように音楽を聴いていたいので、より自然に自由に使えるインターフェースが欲しいです。
邦楽のボリュームは GPM がリードしたまま
AM に試用期間の 3ヶ月で一番、期待していたのは、少しでもいいから邦楽を充実させる「意思」を感じさせてくれることでした。
でも、いまのところ人気アーティストが明らかに増えてきている!という兆候はありません。
最近、稲垣潤一さんの「男と女 5」が登場して、彼の膨大な過去の楽曲も配信されることを期待しましたが、どうやらそうではなさそうです。
引き続き注目したいと思いますが、実現するにしても時間がかかりそうです。ちなみに「男と女 5」は GPM でも配信されています。
すでに彼の楽曲は iTunes 内にほとんど持っているので配信されなくても聴くことができます。でも、配信を聴くことで応援できると思っているのです。
最新アルバムを配信するのであれば、過去の曲こそ提供したほうがアーティストにとってもプラスになるのではないでしょうか?
一方の GPM も一時期、Dreams Come True のほとんどの楽曲が配信されていましたが、どうやら何かの手違いだったようです。
それでも今後の展開に期待を持たせる「手違い」でした。
もともと聴ける邦楽のアーティストが GPM のほうがリードしていましたが、その差はこの 3ヶ月でほとんど縮まっていないことは確かです。
クラウドサービスとしては GPM の圧勝
とにかく GPM は無料で 5万曲までクラウドに保存できるのは圧倒的です。
手持ちの曲と GPM の配信曲をどの端末からでも聴けるのは大きいです。
一方、AM も iCloudミュージック経由で iPhone などで再生可能です。
しかし、いまだに間違った曲が紐づけられている状態は直っていません。
「二人」という曲も、知らない韓国の曲が流れてガッカリします。あと Android 版 AM アプリは 3ヶ月しても登場していません。
その点、GPM は全曲をファイルでアップロードするので間違えようがないし、パソコンでも iPhone でも Android端末でも聴くことができます。
タイトル通りの曲が流れるという当たり前のことはキチンとして欲しいです。
GPM で継続を決めた 3つの理由
いつものパターンで GPM の継続を決めた理由を 3つにまとめてみました。
- 2015/10/18 までの登録なら試用期間経過後は月額780円
- ブラウザー上で動くので使い勝手が良く、改良も期待できる
- マイライブラリーを 5万曲まで無料でアップロードできる
ずっと継続利用するのであれば 200円といえども安いのは助かります。なので、とりあえず月 780円が適用されるのでしばらく続けてみたいと思います。
そして Google Chrome だと表示方法を CSS でカスタマイズもできるので iTunes よりも融通が利きます。
それにブラウザーで使えるサービスなので、iTunes にようにわざわざバージョンアップしないでも自動的に改良されていくことを期待しています。
なによりも iTunes に保存しているすべての曲を GPM にアップロードでき、まだ 3万2千曲もアップロードできるので安心です。
アップロードは無料ですが、自分のライブラリーと GPM の配信曲と融合できるのは嬉しいです。
そんなこんなで、しばらく Google Play Music を続けていこうと思います。
もちろん iTunes は使い続けるので、そうしている間に Apple Music も改善されることを期待しています。
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