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「鳥獣戯画」の本物が見たくて東京国立博物館で140分の行列に並びました

2015.06.06

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どうしても「鳥獣戯画」が見たくて、長蛇の列は覚悟の上で東京国立博物館に出かけてきました。

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意気込んでネットで「前売り券」を購入

上野の東京国立博物館で「鳥獣戯画」特別展(2015/4/28-6/7)が開催されると聞いて、ぜひ本物を見たいと感じました。

  • 特別展「鳥獣戯画-京都 高山寺の至宝-」

●追記(2015/11/2)サイト( chojugiga2015.jp )は削除されました。もったいない。

誰もが一度は目にしたことのある、日本で最も有名な絵巻、国宝・鳥獣戯画。墨線のみで動物や人物たちを躍動的に描いた、日本絵画史上屈指の作品です。

はい。美術に疎い私でも知っているのですから、誰でも知っているでしょう。

 

せっかくなので「今日のひとこと」でも紹介しました。

それでも、わざわざ上野まで出かける必要があり、私の場合、結局は見に行かずに終わることが多いので、今回は前売り券をネット経由で購入しました。

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これなら行かないともったいないですからね。一般当日が 1,600円のところ前売りは 1,400円でした。

前期、後期に分けないで欲しかった

「前売り券」を買う前に内容を確認したところ、驚きの事実に直面します。

「鳥獣戯画」については全4巻の前半部分が前期、後半部分が後期に展示されます。
前期=4月28日(火)~5月17日(日)
後期=5月19日(火)~6月7日(日)

 

「鳥獣戯画」全4巻のうち、誰でも知っているのは「甲巻」です。

前半には

  • サルの背中をウサギが水で流すシーン
  • ウサギとカエルが弓矢で勝負するシーン

後半には

  • サルをウサギが追いかけるシーン
  • ウサギとカエルの相撲のシーン

があって、当然、どちらも「本物」が見たいわけです。

 

さすがに 2回も見に行く気力はないので、悩みに悩んだ末、やはり「相撲のシーン」が見たい!と後半に決定。パンフレットでもイチオシの名シーンです。

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実物の展示場所には「『作品保護』のために前半と後半に分けました」みたいなことが書かれていましたが、それを真に受けるほど私も初心ではありません。

なんとか一度に全部の「本物」を見せてほしかったです。

2時間以上の行列は覚悟の上

会期が終了したらアカウントを削除すると思われますが、ツイッターで公式に「混雑状況のお知らせ」をしています。

  • 「鳥獣戯画展」混雑状況お知らせ(@chojugiga_ueno)さん | Twitter
    ※ 現在(2015/9/10)アカウントが削除されています。

これによると午前中なら会場に入場前に60分、入場後に90分、午後になると会場内で150分以上待つという情報を事前に知ることができました。

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正直、「行くのやめようか」と何度も思いました。2時間半の行列なんて小学生の頃、大阪万博で「月の石」の行列で体験して以来です。

それでも前売り券も買っているし、どうしても見たいので覚悟を決めて出かけることにしました。

 

ちゃんと「今日のひとこと」を書き終えて出発しました。上野到着は 8:40 でしたが、どうやら出る方向を間違ったようです。

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なんとか「公園口」まで回り込んで、東京国立博物館が見えてきたのが 8:55。

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ここでのロスがあとで大きく響いてきますが、館内には展示されている「平成館」に向かってすでに行列ができていました。

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日傘や給水場まで用意されており、結局、館内に入ったのは 9:40。

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ここから先は撮影禁止ということで写真はありませんが、館内の「甲巻」前に呆れるほどの行列ができていました。

 

結局、本物を見ることができたのは、そこから約 100分かかった 11:20でした。

合計、140分待ちでした。

「甲巻」に感激。「相撲シーン」に大満足

ついに本物!と「甲巻」の展示コーナーを見てみると、前半と後半を分けなくても一気に公開できるだけのスペースがありました。

そして前半はカメラで撮影したレプリカが原寸大で展示されており、後半だけが本物でした。やはり、前半と後半を分けないで欲しかったです。

 

「本物」だと聞かされているからかもしれませんし、長い時間、待ったので一層、心が動いたのかもしれませんが

やっぱり、本物は素晴らしい!

のひとことです。当然、本物は紙の質感が違いますし、絵から動物たちがいまにも飛び出しそうな勢いを感じました。

 

やはり後半にしてよかったです。行列を少しずつ進めながらの鑑賞となりましたが「相撲のシーン」には後ろ髪を引かれる思いでした。

結局、「甲巻」の本物部分の鑑賞は 2分程度。せめて 10分くらいはじっくり見ていたかったです。

長い行列に並んだ価値はありましたが…

そのあと残りの「高山寺」の展示品、そして「鳥獣戯画」も「乙巻」「丙巻」「丁巻」を丁寧に見て回りました。

「甲巻」以外は行列もなく、それぞれ興味深く観ることができましたが、やはり思い入れが強かった「甲巻」以外は感動するまではいきませんでした。

 

ひと通り、見終わって食事にしましたが、疲労困憊で移動する気にもなれず、平成館の2階にある「上野精養軒」の出店でハヤシライスを食べました。

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「文豪が愛したハヤシライス」なのだそうです。明治の文豪って誰のことでしょうね?

 

隣の席で食事をしていた高齢の方が「140分の待ち時間と知って諦めました」と話をしていました。

 

週に 2回は吉祥寺まで歩いて往復するなど、体力には自信を付けてきた私でも、さすがに今回の待ち行列には疲れ果てました。

ましてや日頃、運動していない高齢の方には、あの行列は体に毒です。実際、行列では目の前のおばあさんが何度も座り込んでお気の毒でした。

 

私は行列も覚悟の上でしたが、ツイッターなど使えず、会場に来るまではそれほど待つと思っていなかった人も多かったのではないでしょうか?

 

午後は一応、東京国立博物館の本館や東洋館も見学しましたが、高村光雲作の「老猿」はさすがでした。

それ以外は意識もうろうという感じで、ぼんやりと眺めてきた感じです。

 

なにはともあれ、個人的には 2時間半の行列を並んでも見た甲斐はありましたし、満足もしましたが、もう少し運営をうまくして欲しかったです。

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お疲れ様でした。

 

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