スパゲッティ作りには慣れてきたので、今回は形状の面白い「ペンネ」を使ってみることにしました。
そもそも「ペンネ」って何?
いままでは漠然と、「穴の開いたパスタ」が「マカロニ」で、その一種が「ペンネ」かな?といった認識でした。
Wikipedia の説明では大筋は合っているようです。
ペンネ (伊語: Penne ) は、ペン先状、筒状のパスタの総称。イタリアのカンパニア州やシチリア州でよく食べられる。中でもペンネ・リガーテ (penne rigate) は表面には細かい溝があり(rigate は、”溝が入った” の意味)、ソースが絡みやすくなっているため、よく使われる。日本での分類では、ショート・パスタやマカロニとなる。2〜3cmのまっすぐの筒の両端を並行に斜めに切り落とした形。
ただし「日本の分類ではマカロニ」という表現が面白いです。あと「ペン先」に似ているから「ペンネ」というのも分かりやすいですね。
いまのところブランドにこだわりはないので「マ・マー」の「ペンネ(132円)」を買ってきました。
表面に細かい溝があるので「ペンネ・リガーテ(penne rigate)」ということでよいのかな?
それで「アマトリチャーナ」って何?
この「マ・マー ペンネ」の袋裏面にレシピが載っていました。
『ベーコンと玉ねぎのアマトリチャーナ』ということで、なんだか名前も洒落ているので作ってみることにしました。
玉ねぎ、ベーコンは、ほぼ常備しているので、あとは「トマトの水煮缶」があればいけそうです。
すると当然「アマトリチャーナ」って何?となるわけです。
アマトリチャーナ(イタリア語: L’amatriciana)は、イタリア料理に使われるパスタソース、あるいはそれを用いたパスタ料理の一種。グアンチャーレ(豚頬肉の塩漬け)、ペコリーノ・ロマーノ(羊乳のチーズ)、トマトを用いる。
どうやら「ペンネ」限定ではなく、ソースはトマトベースのようです。
イタリアのラツィオ州リエーティ県に「アマトリーチェ」という町があり、そこにちなんだ「アマトリーチェ風」という意味で「アマトリチャーナ」なのだとか。
料理名の由来も調べてみると結構、面白いですね。
要するにトマトソースのパスタなのね
袋のレシピが大雑把なので、いつものようにクックパッドで検索したら、当然ありました。
イタリアの味♡アマトリチャーナ by ☆asamin☆
「グアンチャーレ」は「ベーコン」で、「ペコリーノ・ロマーノ」は「パルメザン」でいきましょう。
例によって Surface Pro 3 に転送して、キッチンにセットして料理開始です。
材料はこんなところかな。
とりあえず、具の準備はこれだけでよさそうです。
あとはとにかく炒めて和えるだけ
まずはオリーブオイルでベーコンを炒めて
いい感じに焼けたらいったん取り出し、
沸騰したお湯でペンネを茹で始めます。袋半分 80g くらい。
袋には「12分」とあったので「11分」にしてみました。
ニンニクと赤唐辛子を炒めて香りを出し、
玉ねぎを加えて、さらに炒め、白ワインがなかったので料理酒を加えて…
ベーコンを加え、カットトマト缶(半分)を加え、
チーズを加え、パスタ汁、塩コショウを加え、最後にペンネを加えます。
ペンネにソースに絡まったらできあがり。
ペンネがプリッと食べ応えあり
こちらが林亭「ペンネで作ったアマトリチャーナ定食」となります。
目分量でペンネを袋半分の量にしましたが、ちょっと多かったようです。
ペンネのプリッとした食感は食べ応えがありました。確かに表面の「溝」でソースが絡みやすくなっています。
ベーコン、玉ねぎ、そしてトマトとシンプルですが、しっかりいただけました。
トマト缶は買い置きもできるので、特別な食材がいらない「アマトリチャーナ」気に入りました。
おいしかったです。ごちそうさま。
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