「小笠原コーヒー(焙煎豆)」は世界自然遺産の島の「おみやげ」としてはユニーク

行きつけの「すずのすけの豆」でマスターが知人から「おみやげ」としてもらったという「小笠原コーヒー(焙煎豆)」を分けてもらいました。

世界自然遺産の島からの贈りもの

まだ封を切っておらず、マスターも飲んでいないとのこと。

 

「世界自然遺産の島からの贈りもの」というコンセプトは素敵です。

 

「小笠原村母島」は『父島から南へ約50km、南北に細長く、山には亜熱帯の高木林が繁る緑濃い静かな島』なのだとか。

もう少し詳しく調べてみました

ネットで調べると「JA小笠原」の Facebookページがあり、父島直販所の電話番号が同じなので、この直販所の母島店で買ったのでしょう。

特にコーヒーに関する記述はなさそうです。

 

一方、竹原氏の名前で検索すると、いくつか情報がありました。

母島珈琲は爽やかな香りと、そして、類稀なるしっかりとした甘味と質の良い渋味が特徴の珍しい珈琲豆です。フルシティローストやフレンチローストまで煎っても、豆の内側に内包されている質の良い銀皮がしっかりと残り、コクの複雑さが増します。

これらの竹原邦博農園の珈琲の木々は、明治11年に武田昌次らがハワイから持ち帰ったスマトラ種(出典:小笠原島誌纂 明治21年7月刊行)で、竹原邦博農園の島レモン等のフルーツの木々を守るために、添付の珈琲の木々の写真にあるように、足の踏み場もないほどの防風林として植えられ、自然栽培されたものです。

ということで「スマトラ種」ということで OK?

なにはともあれ飲んでみました

一杯分だけ分けてもらいました。さて、お味のほどは?

 

トレイに拡げてみましたが、ほとんど香りません。焼きムラはなさそう。

いくつか形が変なものや割れたような豆は除きました。

 

中身が少し飛び出したような豆もありますが、これも含めて小笠原コーヒーということで…。

 

蒸らしてみました。見事にまったく膨らみません。

 

焙煎の香りというより、少し燻したような匂いがします。

独特な苦味があり、酸味は少なく、少しユニークな後味があります。

 

小笠原を思い浮かべながら「おみやげ」としては十分にありですが、これが島の「名物」になるというレベルにはまだ達していないかも。

台風などもあり、コーヒーの木を栽培するのは大変かもしれませんね。

 

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