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ホンジュラス産カップオブエクセレンス獲得のコーヒー豆「La Rinconada 2017」を味わう(加藤珈琲)

2018.10.03

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「加藤珈琲」で 5銘柄のコーヒー豆を大人買いしたところまでは紹介しましたが、せっかくなのでいくつか取り上げて感想を書きたいと思います。

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ホンジュラス産の入札情報を元にチェック

加藤珈琲のサイトに各コーヒー豆の入札情報が詳細に掲載されており、ホンジュラス産の情報は

Farm/CWS:La Rinconada 2017
Farmaer/Representative:Luis Orlando Torres Valle
City/Region:Comayagua
Country:Honduras、Altitude:1670
Variety:Lempira、Processing System:Washed

Rank:18、Score:87.10

- ホンジュラスカップオブエクセレンス – 加藤珈琲店

となっています。品種の「Lempira(レムピラ)」は初耳です。

検索すると詳しい情報がありました。

ホンジュラスで開発された品種で「ティモール・ハイブリッド(Timor Hybrid 832/1)」と「カトゥーラ(Caturra)」が交配された「カチモール(Catimor)」系とのこと。

高温地域で酸性土壌にも適応した収穫量の多い品種のようです。

 

面白いのはホンジュラスの貨幣が「レンピラ」であり、その名前はスペイン人と戦ったホンジュラスの英雄、レンカ族のリーダーのレンピラに由来しているとのこと。

Lempira
By JVC3ETA [CC BY-SA 3.0 or GFDL], from Wikimedia Commons

その名をコーヒーの品種にも付けたのですね。

産地は中部の都市「Comayagua(コマヤグア)」

「Comayagua(コマヤグア)」は Googleマップにも Wikipedia にもあり、ホンジュラス中部の都市でコマヤグア県の県都となっています。

スペインから中央アメリカ連邦が独立した際には、ホンジュラス州の州都であったようです。現在の首都は「テグシガルパ」。

そういえば、以前に飲んだ別のホンジュラス産「ラス クチージャス農園」も「コマヤグア市周辺」でした。

 

さらに「La Rinconada 2017」で検索すると、ホンジュラスの COE の結果が紹介されていました。

スコアは 87.10 と高いですが、全体では 18番目のランクのようです。

 

さらに農園の詳細がリンク表示されていました。

写真も満載で、コーヒーを飲みながら風景が目に浮かびます。

レムピラ種「La Rinconada 2017」を味わう

調べるのはこのあたりで十分なので飲んでみましょう。

 

豆のサイズは標準的かな。焼きムラや不良豆は見当たりません。

 

蒸らし時の膨らみ。さすがに購入後、 3週間経ったのでこんな感じ。

買ってすぐに飲んだときには、もっと膨らみました。

 

上品な甘い香り。苦味、酸味ともに強くなく、淡い酸味のあとに甘味が残る感じ。

きちんとおいしくいただける一杯です。

 

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