ブラジル産 COE 受賞のコーヒー豆「Fazenda Cachoeira da Grama 2017」を味わう(加藤珈琲)

この「ブラジル産」で「加藤珈琲」で買った 5銘柄のコーヒー豆「ホンジュラス産」「メキシコ産」「ブルンジ産」「コロンビア産」も感想も完成です。

ブラジル産の入札情報を元にチェック

加藤珈琲のサイトに各コーヒー豆の入札情報が詳細に掲載されており、ブラジル産の情報は以下の通り。

Farm/CWS:Fazenda Cachoeira da Grama 2017
Farmaer/Representative:GABRIEL DE CARVALHO DIAS
City/Region:SÃO SEBASTIÃO DA GRAMA, MÉDIA MOGIANA
Country:Brazil、Altitude:990 – 1220 masl
Variety:YELLOW Bourbón、Processing System:Natural

Rank:31、Score:86.27

ー ブラジルカップオブエクセレンス:加藤珈琲店

 

「MÉDIA MOGIANA」で検索しても Googleマップでは見つからず、以下のようなページがありました。

ポルトガル語なので Google 翻訳を使うと

この地域では、São João da Boa Vista にはコーヒーの最高濃度があります。穀物、山岳地帯、標高1,000メートルを超えるいくつかの地方自治体、高い生産性、そして非常に質の高い地域には気候的に適しています。コーヒー生産は、サントアントニオジャルディンとサンジョアンダボアビスタを行い、エスピリトサントはピニャを行いそのうちのいくつかは16件の生産者の自治体の5を、カバーしています。

ところどころ意味不明ですが、地図を見ると「MÉDIA MOGIANA」はどうやら 2つのエリアを指すようです。

 

どちらもサンパウロ州内ですが、片方はミナスジェライス州との州境近くで、その中に「SÃO SEBASTIÃO DA GRAMA」もありました。

まあ、だいたいこの辺り、でいいでしょう。

「FAZENDA CACHOEIRA DA GRAMA」とは

先ほどの「MÉDIA MOGIANA」ページ内に「FAZENDA CACHOEIRA DA GRAMA」へのリンクがありました。

翻訳で「FAZENDA」は「農場」となっており、きっと「CACHOEIRA DA GRAMA 農園」ということなんでしょう。

所有者が「Gabriel de Carvalho Dias」となっており、今回のコーヒー豆の農場に間違いなさそうです。「UTZ認証」を受けているそうです。

2018年1月に「レインフォレスト・アライアンス」と合併したのですね。

 

こんなサイトもありました。

ガブリエルさんがにこやかに映っています。

 

さらに「Fazenda Cachoeira da Grama 2017」で検索すると

が見つかりました。ブラジルの COE は「Natural」と「Pulped Naturals」に分かれているようです。

「Brazil Naturals 2017」の 37銘柄中、ミナスジェライス州が 31銘柄とほとんどなので、州内でさらに細かく区分されているようです。

地域別にまとめたこんな記事がありました。

マップが分かりやすいです。

そんな中、サンパウロ州「MÉDIA MOGIANA」で採れた銘柄は一つだけで ランク 31位でスコアは 86.27。

とにかくブラジルは広いです。

「Fazenda Cachoeira da Grama 2017」を味わう

さすがに調べ疲れたので飲んでみましょう。

 

豆のサイズは少し小ぶり。

 

さすがに蒸らしの膨らみはありません。やはり 5銘柄は買いすぎかも。

 

苦味は少なく、酸味、甘味もほどよく、でも、ちゃんとコクも感じる… う~ん、さりがちな感想ですね。

でも、COE 受賞の豆というのは、そういうことなのかもしれません。おいしくいただけました。

 

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