自宅で挽いて飲むコーヒー豆の生産国で 40か国を目指すときに残っている国は

いろんな国で採れたコーヒー豆を買って、自宅で挽いて、淹れて、楽しんできましたが、40か国を目前に止まっています(2016年8月26日現在)。

ブルンジを最後に 37か国 で止まっている

これまで飲んだコーヒー豆の生産国は 37か国で、地域的に分けると以下の通り。

マッピングすると「コーヒーベルト」上をバランスよく、グルッと横に一周できてる感じではあります。

30か国を越えたとき、すでに 40か国が難しいのは分かっていました。

それでも、そこから 37か国まで伸ばしたのですから頑張ったほうです。

コーヒー生豆輸入量 上位 24ヶ国で残るは

あらためて「日本のコーヒー生豆輸入量」という資料で調べると

2015年の年間上位 24か国は以下の通り。

  1. ブラジル
  2. ベトナム
  3. コロンビア
  4. インドネシア
  5. グァテマラ
  6. エチオピア
  7. タンザニア
  8. ホンジュラス
  9. エルサルバドル
  10. ラオス
  11. パプアニューギニア
  12. ウガンダ
  13. ペルー
  14. ニカラグア
  15. コスタリカ
  16. メキシコ
  17. ケニア
  18. ジャマイカ 
  19. ルワンダ
  20. インド
  21. 中華人民共和国
  22. ドミニカ共和国
  23. キューバ
  24. アメリカ合衆国

上位 24か国で飲んでいないのは、ついに中国だけとなりました。

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入手できるなら飲んでみたい国のコーヒー豆

そこで「残り 3か国」として、おいしい豆が入手できるなら、どこの国のコーヒーを飲んでみたいか、となると以下の国が候補に挙げられます。

  1. 中国(雲南省)
  2. マダガスカル
  3. フィリピン
  4. ベネズエラ
  5. スリランカ(セイロン島)
  6. コートジボワール

しかし現状では、どれも国内で「おいしいコーヒー豆」として入手するのは難しそうな感じもします。

中国(雲南省)

やはり「日本のコーヒー生豆輸入量 上位24ヶ国」で唯一、飲んでいない中国産はぜひ試したいと思っています。

ちなみに「世界のコーヒー豆 生産量 国別ランキング(2013年)」でも中国は 12位とかなり上位です。

特に雲南省の「思茅(シモン)」という銘柄は有名で、2013年には UCC もオススメしていました。

検索すると通販で購入できるお店もあるのですが、いつ頃仕入れたものなのかハッキリしないので躊躇してしまいます。

  • 雲南アラビカ 思芽 200g 清水珈琲
  • 中国 – 珈琲焙煎 マイヨ工房 山梨県甲府市

いつも買っている自家焙煎のお店のどこかで扱ってくれないかな~。

マダガスカル

映画でもおなじみ「マダガスカル」で採れたコーヒー豆も興味を引きます。

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先ほどの「生産量 国別ランキング」でも 20位で、決して入手できなくはないと思うのです。ケニアやブルンジ、ルワンダよりも上位ですから。

なによりも大自然にはぐくまれて、おいしそうです。

とはいえ、日本で購入するのは難しそうで、検索しても「完売御礼」のページしかありません。

  • 珈琲の王国「Beans510」マダガスカル・ブルボン

こうなると一層、飲んでみたくなるものです。

フィリピン

フィリピンも「生産量 国別ランキング」では 16位で流通はしているようです。

Wikipedia によると

1880年、フィリピンは世界第4位のコーヒー豆輸出国となった

- フィリピンにおけるコーヒー生産 – Wikipedia

のですが、それが「さび病」の蔓延で生産量が激減した、というお決まりのコーヒー産地で起きる「あるある」です。

そんなフィリピンのコーヒー豆で耳にする銘柄が「バラコ」。

苦味が強いそうですが、一度は飲んでみたいかも。

ベネズエラ

ベネズエラは「生産量 国別ランキング」で 17位ですが

かつてコロンビアに次ぐ活況を見せていたが、輸出政策が農業から石油に転換するのにともないコーヒーの輸出は不振となっている

- 世界のコーヒー生産国 ベネズエラ|コーヒー豆とコーヒーメーカー器具のパオコーヒー

とのこと。もったいない話です。

それでも「独特な風味」を紹介しているページもあり、飲めるものなら飲んでみたいです。

軽い酸味と独特の苦味、適度な香りがあり、繊細な味わいが感じられるコーヒーです。ベネズエラコーヒーは、他の南米国にはない独特な風味が特徴となっています。

- 世界のコーヒーの種類と特徴をご紹介!

ベネズエラが埋まれば、南米はほぼ制覇した感じになります。

コロンビアとブラジルの隣国で、採れないわけがありません。

スリランカ(セイロン島)

スリランカは「生産量 国別ランキング」で 48位。それでも 51位の米国(要するにハワイのコナ)よりは多いので不可能ではないはずです。

やはり、この国(島)のコーヒーも「さび病」で壊滅状態になったようです。

「幻」といわれると飲んでみたくなりますが、おいしくなければ意味はないので期待薄かもしれません。

30年ほど前にモルディブにダイビングで行ったことを思い出します。確かスリランカを経由した記憶があるのです。

コートジボワール

コートジボワールは「生産量 国別ランキング」で 13位と上位ですが、ほとんどがインスタントコーヒー用のロブスタと聞いています。

コートジボワール 世界屈指のロブスタの産地

コーヒーの栽培は国の主要産業にもなっています。「アイボリー ロブスタ」などと呼ばれて流通していますが、単品で飲まれることは少なく、ブレンド用やインスタントコーヒーの原料などに使われるため、店頭に並ぶこともほとんどありません。

- 豆を選ぶ アフリカの生産国 | おいしいコーヒーの淹れ方 | 知る・楽しむ | コーヒーはUCC上島珈琲

とはいえ、同じようにロブスタがメインのベトナムだってアラビカ種は栽培されているので、コートジボワールだって… という気はします。

  • コートジボワール産コーヒー豆の特徴について | コーヒー豆をハッキングする

おいしい豆が入手できるなら飲んでみたい、そういうレベルです。

あせらずに 40か国を目指します

ここまできたら、やはり切りがいい 40か国にしたいのが人情です。それでも、おいしくもないコーヒー豆を高いお金を出して買うのは馬鹿げています。

なので、これまで通り、いろんな銘柄を楽しみながら、飲んだことのない国で採れた「掘り出し物」が見つかればトライするつもりです。

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結果として、40か国いければいいな、といったところでコーヒーブレイクにします。今日はエチオピアをいただこうかな…。