グアテマラ産の小粒で丸い「アンティグア ピーベリー」を味わう(珈琲散歩)

年末年始で自宅のコーヒー豆が切れかけだったので、吉祥寺の「中道通り」にある「珈琲散歩」に立ち寄って探すことにしました。

アンティグア産の「ガテマラ ピーベリー」

「珈琲散歩」に通い始めてもうすぐ 2年なので、さすがに珍しい国の豆はひと通り味わいました。

いまだにほかのお店で「ネパール」「エクアドル」「カメルーン」のコーヒー豆には出会ったことがありません。

 

そんな中、今回は「ガテマラ ピーベリー」をチョイス。

グアテマラとしては 6銘柄目ですが「ピーベリー」に魅かれたわけです。

 

「珈琲散歩」の説明書きによると

ピーベリーとは、枝先になる丸豆のこと。収穫量が少ない貴重なコーヒー豆です。

とあり「枝先になる」という情報は初耳でした。

これぞ「ピーベリー」というサイズと形状

さらに「ピーベリー」について「珈琲 完全バイブル」の用語辞典では

コーヒーチェリーの中には、通常 2粒の種子(豆)が入っているが、発育不全等のために 1粒しか入っていない場合があり、これをピーベリーと呼ぶ。

とあり「発育不全になりやすい=枝先」と考えると納得です。

 

でも実は「ピーベリー」はすでに購入したことがあるのです。

ところが正直、特筆するほど丸くないし、小粒でもなかったため、それからずっと「消化不良」な感じが拭えませんでした。

 

そんな中、今回の「ガテマラ ピーベリー」は生豆の状態で見ても、明らかに丸くて小粒なのです!

これぞ「ピーベリー」ということで、試してみるしかないでしょう。

平豆と丸豆(ピーベリー)を比べてみました

生豆200g で 1,080円。貴重という割にはそれほど高くはないです。

「香ばしい香りと甘酸っぱさ」ということで「中煎り」で焙煎してもらいました。

 

袋を開けると焙煎したてのコーヒーの香り。丸くて小さいのが実感できます。

 

ちょうど「大粒豆で揃えた」という同じくグアテマラ産の「ファンシー サンタロッサ」が一杯分だけ残っていたので比較してみました。

 

左がピーベリー。一目瞭然ですね。

 

ついでに接写もしておきました。

 

あとは味がどうなのか、ですね。

肝心の味と香りは普通(?)のコーヒーかも

計量カップで 1回分をすくうと小粒なのが実感できます。

 

蒸らしの膨らみはお約束通り。

 

そして肝心の味と香りですが…

「中煎り」にしましたが酸味は強くなく、香りもナッツ系でおとなしい感じです。

 

「ピーベリーだから」と特においしいことはなく、逆に「発育不全の豆」だからおいしくない、といったこともありません。

普通に楽しめるので、一度くらい「話のネタ」に飲んでおいても損はないかも。「なにごとも経験」です。

 

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