おいしいだけではないタイ産のコーヒー豆「ドイトンコーヒー」を味わう(カルディ)

コピス吉祥寺の「カルディコーヒーファーム」でユニークなコーヒー豆を見つけました。それが「ドイトンコーヒー」です。

ドイトンはタイの山岳地帯の地域名

カルディのコーヒー豆を陳列しているケースで「ドイトンコーヒー」の限定パッケージが目を引きました。

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説明書きによると

ドイトンとは、貧困のために麻薬原料となるケシの栽培を余儀なくされたタイ北部の山岳民族たちの暮らしを守る目的でタイ王室の財団を中心に設立されたプロジェクトです。代替作物の一つとして作られたコーヒーが、彼らの平和を守ります。

ということで、買ってみることにしました(200g 税込961円)。

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さらに「ドイトン」の場所については

ドイトンは、「ゴールデン・トライアングル」と呼ばれるタイ・ミャンマー・ラオスの国境沿いの山岳地帯に位置する地域で、かつては麻薬の原料となるケシの一大生産地でした。

という記述がありました。

なるほど、タイ・ミャンマー・ラオスの国境沿いですね。

 

Wikipedia によると、タイ王国(通称タイ)は、東南アジアに位置する立憲君主制国家。インドシナ半島中央部とマレー半島北部を占め、南はマレーシア、東はカンボジア、北はラオス、西はミャンマーと国境を接しています。

地図で見てマレー半島の北部に国境が伸びていることを再認識しました。面積は 51.4万平方km(日本の約 1.4倍)、人口は 6,593万人(2010年、タイ国勢調査)。首都はバンコクです。

パッケージのイラストは子どもたち?

今回、購入した「ドイトンコーヒー」のパッケージがこちら。

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最初はドイトンの子どもたちのイラストだと勝手に思っていたのですが、ひとりがパイプをくわえているので違うことに気がつきました。

 

すると、ちゃんとパッケージの裏に

イラストレーションはタイの山岳民族をモチーフにしたドイトンプロジェクトのキャラクターです。

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と書いてありました。

彼らの生活が麻薬の栽培に頼らずにすむことは素晴らしいことです。

苦いけど香ばしさもあっておいしい

かなりの深煎りで黒光りしています。カルディでは「ダークロースト」と表現しています。

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深煎りした分、砕きやすく(挽きやすく)なっています。

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モコモコ具合は少ないですが、悪くはないです。

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苦味はありますが、深煎りらしい香ばしさもあっておいしいです。

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スパイシーかどうかは分かりませんが、後味も悪くないです。

 

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