沖縄の「DONABE農園」で採れたコーヒー豆を土鍋で焙煎したドリップバッグを味わってみました

行きつけの「すずのすけの豆」でマスターに「そろそろ 100銘柄目になるけど記念になるような 42か国目のコーヒー豆はないですか?」と訪ねてみました。

日本の「DONABE COFFEE」はいかが?

するとマスターから

沖縄に「DONABE COFFEE」というお店があって、その名の通りコーヒー豆を土鍋で焙煎しているのですが、そこがコーヒーの木も自家栽培しています。

でも採れる量が限られていて、なんとか今回、ドリップバッグを 2個だけ入手できそうなので、ひとつお分けしましょうか?

という提案をいただきました。「2個しかないのに申し訳ない」と思う反面、なおさら飲んでみたくなるのが人情というものです。

 

早速「土鍋コーヒー」で検索するとありました。ユニークな店主のようです。

 

「ハブサブレ―」のアイデアも素晴らしい。これも食べてみたいですね。

そこで、お店と農園をもう少し調べることにしました。

お店は名護市。農園は「やんばる地方」に。

お店の場所は「沖縄県名護市」。「食べログ」にも情報がありました。

沖縄県名護市城1-22-2
●11:00-19:00 日曜日、第3土曜日休

沖縄に行く機会があれば、ぜひ立ち寄ってみたいです。

 

「DONABE農園」の場所は明記されておらず、

名護にあるお店から農園まで、さらに車で30分ほどかかります。空港から農園まで2時間ほどかかります。

- コーヒーの実がなっている所、見たことありますか? – donabe-coffee ページ!

とあります。

 

さらに「沖縄県北部やんばる地方」と書かれているページもありました。

どうやらお店より北の山沿いにあるようです。

コーヒーらしい苦味も感じる一杯

そしてマスターのお言葉に甘えて、分けていただいたドリップバッグがこちら。

窒素などは封入していないようですが、しっかりパッキングされていてガスで袋が膨らんでいます。

 

同封された手紙も見せていただいたのですが

沖縄産コーヒーは「ニューワールド」といわれる品種ですが、ブラジルの「ムンドノーボ」だとの説が有力です。

と書かれていました。

 

最初は 100銘柄目として封を切ろうかと思いましたが、まだしばらくかかるし、真空パックといっても挽いた粉なので早く飲むほうがいいと判断。

封を切ると焙煎コーヒー豆らしい香りが広がり、期待できそうです。

 

袋も入れて 14g。正味 12g といったところ。

 

左右に広げて支えるタイプ。小さ目のカップだと少し下がり過ぎかも。

 

蒸らしはプクッと膨らむまではいきませんが、ほんのりガスも出てよい香り。

 

肝心のお味は土鍋焙煎のためか、マイルドな味の中にもしっかり苦味があります。

でも、苦味のあとにほんのり甘味も感じられ、後味も悪くないです。これはハブサブレが合いそう。

 

沖縄でも、ちゃんとしたコーヒー豆が栽培できることがよく分かりました。42か国目に追加させていただきます。

実際に店主が育てて収穫し、処理して焙煎までしたコーヒー豆、と考えると味わい深いです。ごちそうさまでした。

 

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