吉祥寺中道通りの寿司屋「大益(だいます)」で誕生日記念にランチ「にぎり」をいただきました

いつも通る「中道通り」沿いにあって「吉祥寺ランチ」をいただけるお店で、まだ入ったことのない寿司屋がありました。それが「大益(だいます)」です。

初めて入るときは勇気がいるかも

お店は吉祥寺駅北口を左に折れて「平和通り」から「中道通り」に入り、かなり歩いて「中道通り」西ゲートの手前、右手にあります。

2016-12-02-13-21-02

近くに「はらドーナツ」「LIGHT UP COFFEE」があります。外から店内はうかがい知れず、正直、初めて入るのには勇気がいる佇まいです。

 

「おすし ふぐ 大益」という看板と、昼は「にぎり 3,300」という表示があるだけ。

2016-12-02-14-00-59

お寿司屋さんでランチもやっている、ということは分かりますが、さすがに気軽に利用する値段でも雰囲気でもありません。

武蔵野市吉祥寺本町4-13-2
●12:00-13:30、17:30-21:30 月曜休

「誕生日記念」と自分に言い聞かせて入店

そこで12月4日が「誕生日」ということで、そのご褒美だと自分に言い聞かせながら、いよいよ「にぎり 3,300」に挑戦です。

2016-12-02-13-21-29

入口の扉は二重で、最初の引き戸の金属取っ手が太陽光で熱くてビックリ!

 

店内には先客が2名いてご主人と会話をしており、13時20分だったので「まだ大丈夫?」と尋ねるとカウンター奥に案内されました。

見たところL時のカウンターだけで、内側でご主人が握って、店の奥にいる奥さんが手伝っている、という感じです。

2016-12-02-13-55-01

店内は清潔で器類も整っており、外からの光で素敵な空間ができていました。

 

メニューは壁ににぎりのネタと単品名だけが書かれ、お酒は種類と値段、そして「にぎりコース」が紹介されていました。

お手拭きを持ってきた奥さんに「入口のにぎりってできます?」と聞くと「ランチにぎりで」とオーダーを通してくれました。

ひとつひとつのにぎりが上品でおいしい

目の前にいかにものお皿が置かれ、ガリをのせたあと最初のにぎりが登場。醤油の小皿が出てないので「そのまま食べてください」ということなのでしょう。

2016-12-02-13-27-17

さすがにトロがとろけました。薄っすら味が付いており、光沢があり、ネタが美しいです。ごはんも少な目で口の中でさっとほどける感じ。

 

カニのお味噌汁は細いネギが味を締めていい感じ。小ぶりなお寿司がかわいいです。

2016-12-02-13-30-35

 

岩塩の乗ったイカは洒落た味。白身は何だろう?肝のようなものが乗ってコクのある味でしたが、勇気がなくてご主人に詳細は聞けず。

2016-12-02-13-30-39

 

赤身とこはだ。淡い味付けが実に上品でいずれもおいしいです。

2016-12-02-13-36-32

 

少し醤油を落としたら「どれも味はついています」といいながら小皿を出してくれて、皿も変えてくれて大き目のカズノコ。歯ごたえがたまりません。

2016-12-02-13-39-23

 

あとはタコ、イクラと続きましたが、タコはむっちりおいしく、イクラは初めて見る色でトロッと濃厚。

2016-12-02-13-44-14

勇気を出してご主人に、イクラの色ってこれが普通なんでしょうか?と聞くと、市販のものは着色料が付いているから、という回答。

 

最後は干瓢巻き。海苔が香ばしくて、さすが違うね~なんて、ひとりで感心していました。

2016-12-02-13-46-17

最後には少し馴染んでまったりできました

これで終わりかと思ったら茶碗蒸しが出てきました。凄いアツアツで、味付けもほどよくて楽しめました。

2016-12-02-13-49-26

 

さらに最後に「あずき白玉」が登場。これは嬉しかったです。

2016-12-02-13-54-57

すでに先客も帰って一人だけでしたが、ここまでくると馴染んだのか、お茶をゆっくりいただきながらまったりできました。

 

お勘定は看板通りの 3,300円。さすがに気軽に利用する値段ではないですが「誕生日記念ランチ」とかならアリでしょう。

なにはともあれ、おいしかったです。ごちそうさまでした。

 

こちらの記事もいかがですか?