武蔵小金井の深煎り自家焙煎コーヒー処「青い月と猫」でどのマンデリンにするか悩む

メガロス武蔵小金井で汗を流したあと、ふと「青い月と猫」という自家焙煎のお店が近くにあることを思い出して立ち寄ってみました。

武蔵小金井駅北口からはそこそこ歩く

お店は武蔵小金井駅からだと北口を出て「小金井街道」をそこそこ歩いて「北大通り」を越えた先の右手にあります。

  • 小金井カフェ・喫茶店青い月と猫│直火式珈琲、深煎り珈琲が自慢

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マンションの一階にあり、「コーヒー豆」の看板とノボリがないと気が付かないかもしれません。

小金井市本町3-8-9 ニュー小金井マンション107号室
●10:00-19:00

オシャレな店名とは店のイメージが違う

ホームページに「小金井カフェ・喫茶店 青い月と猫」とあったので、オシャレなカフェを想像していましたが、どうも違う感じです。

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店名は立て看板に小さく書かれているだけです。

 

そして扉を開けると右手に大きな焙煎マシン、左手には焙煎されたコーヒー豆がずらっと並んでいました。

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テーブルもありますが、どう見ても喫茶店の雰囲気ではなく、いかにも「自家焙煎コーヒー豆専門店」の佇まいでした。

マンデリンだけでも選ぶのに悩む

まずはコーヒー豆の生産国をチェック!かなりの品揃えです。

インドネシア、ブラジル、エチオピア、タンザニア、マラウイ、キューバ、パナマ、ガテマラ、ニカラグア、ドミニカ、エルサルバドル、パプアニューギニア、東ティモール

とりあえず、すべて飲んだことのある国のコーヒー豆でしたが、面白そうな銘柄もあるので結構、どれを買うか迷ってしまいました。凄いこだわりです。

 

中でもインドネシア、しかもマンデリンだけで焼き方の違いも含め、8種類ほどあり、たとえば「マンデリン G1」はイタリアンロースト、フレンチロースト、シティローストの 3種類が用意されていました。

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説明書きも前半はすべて共通です。

インドネシアのスマトラ島で一番多く栽培されるアラビカ種コーヒー豆の銘柄になります。マンデリン特有の濃厚さでキレそしてコクが広がり、しっかりとした苦味と上品なハーブのような香りが特長です。

 

最後の一行は焼き方の紹介。

  • イタリアンロースト
    フレンチよりも、むしろすっきりした味わいになります。
  • フレンチロースト
    当店一押しの深煎りになります。
  • シティロースト
    フレンチよりは軽めの深煎りになります。

イタリアンが「フレンチよりも、むしろすっきり」というのは興味が湧きます。焙煎の違いを飲み比べてみるのも楽しそうです。

いかにも深煎りが大好きなご主人

悩んでいると、お店のご主人がざっとラインナップについて説明してくれました。そのお話を聞けば聞くほど、いかに深煎りが好きなのかが伝わってきます。

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特に「マンデリン」への愛情は半端ないです。

 

深煎り好きといっても、フレンチローストでも個性が生きる豆は限られており、マンデリンと一部のブラジルだけがフレンチで、あとはシティが中心。

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モカ、キリマンジャロ、マラウィなど酸味と香りを楽しむ豆はハイロースト。

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お客さまからの要望もあるようです。

せっかくなのでマンデリンをフレンチで

ここまでくればマンデリン、しかもフレンチローストしかないでしょう!と思うわけです。そんな中、マンデリンには珍しく「ハニー」や「スィートナチュラル」製法の豆がありました。

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ご主人いわく、普通のマンデリンは「スマトラ式」という独特な製法で作られていますが、製法を変えてみたら人気が出たのだそうです。

 

どちらにしようか悩んでいると、100g ずつでもいいですよ、といっていただけたので、素直にそうしました。

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現在、飲み比べていますが、同時に飲まないと判断が難しそうなので、また別のレポートで紹介します。

 

なにはともあれ、ご主人とのコーヒー談義も楽しかったし、いくつかほかにも飲んでみたい銘柄もあるので、また利用したいと思います。

それでもまあ、ホームページの「小金井カフェ・喫茶店」という部分は「自家焙煎豆専門店」にしたほうがいいかも…。

 

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