コロンビア産コーヒー豆「サンアグスティン」を味わう(東小金井自家焙煎「すずのすけの豆」)

インドネシア マンデリントバコ」を飲み終えたので、次のコーヒー豆を「すずのすけの豆」に探しに出かけました。

「コロンビア」産のコーヒー豆をチョイス

先日、これまでに購入したコーヒー豆の産地をまとめました。

この世界地図を眺めていて、そういえば「コロンビア」産をまだ飲んでいないね、と感じたわけです。

 

コロンビアのコーヒー豆といえば「エメラルドマウンテン」が有名ですが、いまはジョージアのCMで山田孝之さんの熱演を思い出してしまいます。

今回は「エメマン」ではありませんが「コロンビア サンアグスティン(San Agustin)」を選びました。「すずのすけの豆」の説明書きは以下の通り。

コロンビア サンアグスティン

香りは芳醇で優しく豊かなコクと甘みがあり、コロンビア産コーヒーの中でも最上級といわれています。

とのこと。楽しみです。200g 950円。

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ちなみにコロンビアはインドネシアと世界第 3位を競うコーヒー生産国です。

紹介される統計年によってコロンビアとインドネシアは入れ替わっています。

 

そんなコロンビアは南アメリカ北西部に位置する共和制国家で、東にベネズエラ、南東にブラジル、南にペルー、南西にエクアドル、北西にパナマと国境を接しており、北はカリブ海、西は太平洋に面しています。

面積は日本の約 3倍で人口は 4,770万人(2012年、世銀)、首都はボゴタ。コーヒー以外にも「切り花」の輸出が有名で、天然資源にも恵まれ「エメラルド」は産出規模世界最大だそうです。

「サンアグスティン」は世界遺産?

そして今回の「コロンビア サンアグスティン」ですが、どこかで聞いたことがあるような気がしたら「サン・アグスティン」は世界遺産にも選ばれていました。

サン・アグスティン、Mesita A地区東墓の石彫群。
San Agustin parque arqueologic” by Diana Herrera – World66 San Agustín Photo Gallery. Licensed under CC 表示-継承 1.0 via ウィキメディア・コモンズ

 

そんなコロンビアには 8つの世界遺産があり、中には「コロンビアのコーヒー産地の文化的景観」というものまであります。

コーヒーが文化として根付いているのですね。

 

さらに「サン・アグスティン」で検索すると、以下のようなコーヒー豆の紹介をしているページを見つけました。

その中の紹介文によると

HUILA(ウイラ)県のSAN AGUSTIN(サン・アグスティン)村にて契約栽培されていて、コロンビアの原種であるティピカ種100%のコーヒーです。栽培に手間がかかり、収穫効率も悪いティピカ種だけを頑固なまでに要求し、赤く熟した実だけを一粒一粒丹念に手摘みして全て天日乾燥により作り上げました。

とのこと。まさにこのウィラ県サン・アグスティン村に石像群があるのです。

そんなこともイメージしながら飲むとコーヒーの味も違ってくる気がします。

そして「サンアグスティン」のお味は

では早速「コロンビア サンアグスティン」をいただきましょう。

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「すずのすけの豆」のチャック付き袋から取り出します。

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いつもながら焙煎したてのコーヒー豆の匂いは格別です。

 

蒸らしながらぷっくり膨らみ、とても甘い香りがします。

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このコーヒー、ちゃんと「苦み」を感じますが、前日までマンデリンを飲んでいたこともあり、強くは感じません。酸味も少なくバランスのいい一杯です。

雨続きで気分も晴れませんが、おいしいコーヒーでホッと一息です。

 

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